どうも、敬虔なXiaomi信者です。
スマホの画面は10年以上割ったことがなかったのですが、2021年のある日の夜、歩きスマホをしながら駅から家に帰っている道中にスマホ(Xiaomiの神スマホ Mi10 Ultra)の画面に野生のゴキブリが着陸し、びっくりしてスマホを放り投げて盛大に破壊してしまいました。
ガラスと液晶パネルとタッチセンサーが壊れ、まぁ部品交換すればいけるやろと思いAliexpressで交換パーツを注文したのですが直し方がまったく分からず途方に暮れました。
新製品発売のタイミングとかではなくスマホを買い換えるには中途半端な時期ですが、修理もできねぇのでこの時期に後継機(Mi11 Ultra)を買うことにしました。
普段中華ガジェットを買うときはAliexpressを使うのですが、今回は急ぎで端末が欲しかったのででExpansysでポチりました。価格は133,980円。ちなみに以前使っていたMi10 Ultraは1,022.68ドル(約112,000円)でした。
メーカーのファンとしてスマホに10万も使うのは世間的には狂人扱いされますし、なんならAppleより信仰力が試されそう。まぁ日常的に使うものには金をかけるべきで、マットレスやワーキングチェアに金をかけるようにスマホに金をかけるのも当然の流れですね。古事記にもそう書いています。1年で買い換える羽目になったのは完全に想定外だけどな!
開封
それではレビューしていきます。
箱
黒背景に11、と非常にシンプルです。


xiaomi。
先代との比較
ちなみにMi10 Ultraは銀ッ銀な箱でした。10周年記念ということで、相当に気合入ってます。


最上位モデルなのでMi11Ultraもこれぐらい派手にやってほしかったです。
内容物

内容物
- 本体
- 保護ケース
- 簡易的な説明書
- SIMカード取り出すときのピン
内容物はシンプルでした。充電器すら入っていないのは思い切ってると思います。スマホの充電器とか今日日みんなもってるやろ...というSDGs的な配慮なのかもしれません。しかしヨーロッパ向けに出荷されているモデルには充電器がついているようです。なんでや。
本体保護用のプラケースがデフォルトでついてくるのでは非常にありがたいですが、xiaomiのこのケースは半年ぐらいで茶色く変色していくので気になる人は他のケースを買ったほうがいいと思います。
先代との比較
Mi10Ultraは120W対応の化け物みたいな充電器がついてきていました。

ちなみにMi11は120W充電に対応していません。ナンバリングが上がったのに性能が下がったのは、過剰な性能だと判断されたのでしょうか。充電0の状態から20分ぐらいで80%ぐらい充電できたのでバチクソ便利でした。
外観

取り出した段階では薄いフィルムに巻かれています。液晶フィルムも最初からついています。
画像ではわかりにくいですが、フロントカメラは左上の●です。

3眼カメラ+背面ディスプレイがかっこいいです。この白と黒のコントラストに惹かれてホワイトモデルを買いました。

カメラの部分はかなり出っ張っていて、ケースをしていてもなお段差ができています。どれぐらい出っ張っているかというと、10円玉が斜めに乗るぐらいには出っ張っています。
カメラ性能
スマホの利用目的の6割ぐらいは写真撮影だと思います。
Mi11Ultraの画質はかなりキレイです。Mi11UltraのDxOMark(カメラの性能のベンチマークスコア)ランキングは、、、

なんと2位!!
この記事を書いている時点で世界で二番目にカメラの性能がいいスマホということになります。先代のMi10Ultraも6位と健闘しています。
作例







さすがの画質だと思います。一眼レフなどには及びませんがミドルレンジのコンデジレベルはあるのではないでしょうか。
ちなみにズームは120倍までできます。一見なんのための機能かわかりませんが、1ルームの部屋で一人暮らしをしていると寝る前に玄関の鍵をちゃんと閉めたかベッドの上から確認するのに便利です。
背面ディスプレイが便利
Mi11Ultraには背面ディスプレイがあります。写真撮影のときに便利です。

背面の画質のいいカメラで自撮りができます。また、広角モードも使えるので4~5人のグループ写真を撮るときにも役立ちます。
Mi11Ultraのスペック
OS | MIUI12 (Android 11) |
CPU | Snapdragon 888 |
ディスプレイ | 6.81インチ AMOLED 120Hzのリフレッシュレート |
解像度 | 3200 x 1440 |
ストレージ | 256GB あるいは 512GB |
メモリ | 8GB あるいは 12GB |
SIMカード | nanoSIM 2枚(デュアル5Gスタンバイ可) |
ネットワーク | au以外はほぼ大丈夫 |
バッテリー | 5,000mAh / 67Wの有線および無線充電 / 10Wの逆充電 |
寸法 | 164.3 x 74.6 x 8.38 mm / 234g |
あらゆる面でハイスペックで、数年先も戦えるスペックです。重量は結構重く、届くまで暫定的に使っていたiphone12miniの倍近くあり持ち替えたときはバチクソ重く感じました。スピーカーにもこだわっていてHarmanKardonとコラボしているのですが、私はイヤホンの民なので恩恵はなかったです。
ROMについて
Aliexpressには自称グローバル版ROMが出回っていますが、今回私がExpansysから購入した端末はCN版でした。
CN版でも特に困ることはなく、APKPureなどからPlayStoreをもってくればGoogleのサービスを使えますし、MoreLocaleを使えば中華フォントを日本フォントにできます。グローバル版ROMやEU版ROMも出回っているので必要であれば焼けばよいです。
昔Mi10UltraでROM焼きしているときに文鎮化しかけたことがあります(後に復旧に成功)。買ってすぐに文鎮化しては元も子もないので、Mi11Ultraにグローバル版ROMを焼くのはもう少し使ってからにしようと思います。
まとめ
良い点
- カメラがコンデジ並みに綺麗
- 自撮りするときにファインダーとして機能する背面ディスプレイが便利
- IP68の防塵/防水(水深1.5mで30分は耐える)
いまいちな点
- Mi10Ultraより劇的な進化はなかった上、充電について120Wから67Wに性能が下がっている
- 重い・でかい
- 非常に高価でコストに対するパフォーマンスという点ではいまいち
多くの人にとっては通常のMi11でことたりると思います。
ではでは!